2009年3月30日月曜日

ジル・ヘイグ/エレン・マロス『ドメスティック・バイオレンス』

原題は"Domestic Violence"。そのまんま^^;

私が翻訳チェックと編集を担当した書籍が刊行されました。
『ドメスティック・バイオレンス―イギリスの反DV運動と社会政策』(明石書店)です。英国のドメスティック・バイオレンスに対する対応の歴史をうまくまとめた概説書になっています。普遍的なドメスティック・バイオレンス関連の問題もいろいろ取り上げられているので、日本のDVを考える際にも役に立つ本だと思います。
たとえば、DV(これは主に男女間の暴力です)と児童虐待の関係、DVから逃れた女性の住む場所や保護の方法の問題、社会的マイノリティ(ゲイやレズビアン、障害者など)に対するDV、DVに関係する男女の処罰の軽重など、考えさせられる話題がたくさんあります。

男性にもきちんと読んでほしい、データもたっぷりの勉強になる本です!
……ちょっと高いので、簡単には買えませんけどね^^;

amazon.co.jp
ドメスティックバイオレンス イギリスの反DV運動と社会政策

0 件のコメント:

コメントを投稿